ヴィースバーデンのカジノ
1985年のクアハウス修復以降、かつてのワインホールにはカジノが設置されています。
ヴィースバーデンのカジノはドイツで最も古いカジノの一つで、戴冠式を行うような方々、音楽家、小説家達がここで運を試す為にヴィースバーデンを訪れていました。その中には1865年にここで全財産を使い果たしたロシアの小説家、フョードル・ドストエフスキーもいて、彼はその体験を小説「賭博者」に描いています。今でもまだ当時ドストエフスキーが夢中になった賭けルーレットを見ることが出来ます。
カジノはその歴史の中で何度も姿を変えてきました。今日はクアハウス内のかつてのワインホール-桜材でパネル張りをされ、豪華なメダリオンで装飾された室内-に設置されています。ルーレット、フランス・アメリカンルーレットの他に、ブラック・ジャック、ポーカーもお楽しみいただけます。また、2001年に新しく設置されたスロットゲームは、クアハウスのコロネードに置かれていて、220程のゲーム機から選べます。